武居由樹vsクリスチャン・メディナ。武居にとっては相性がいい相手? メディナは中間距離で西田凌佑と渡り合った強豪だけど、武居の踏み込みスピードが上回りそうな気がするよ【展望・予想】

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2025年9月14日に名古屋・IGアリーナで開催される「NTTドコモpresents Lemino BOXING」。セミのWBO世界バンタム級タイトルマッチで同級王者武居由樹と同1位クリスチャン・メディナが対戦する。
武居由樹がメディナと指名防衛戦
高田勇仁-松本流星のWBA戦も開催 9.14名古屋https://t.co/akkpjUchNe pic.twitter.com/ow01CkU495— ボクシングビート (@beat_macc) July 10, 2025
井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ戦のアンダーで行われるこの試合。
王者武居由樹は今回をクリアすれば次戦以降で那須川天心との対戦が見込まれている。
しかも挑戦者クリスチャン・メディナは那須川天心のスパーリングパートナーでもある。
メインの井上vsアフマダリエフ戦も楽しみだが、僕はこの試合も楽しみにしている。
井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ正式発表。井上の出来次第かな。アフマダリエフにとっては相性がよくなさそうだけど、下降線に入った今の井上なら…。無料配信のLeminoさん、売り上げが伸びてねえんだろなw
クリスチャン・メディナはいい選手だと思う。漠然とダビド・クエジャルと同格くらい?
武居由樹vsクリスチャン・メディナ。
挑戦者クリスチャン・メディナは25勝4敗18KOの強豪。2023年8月には元IBF王者西田凌佑とも対戦している。
また那須川天心の練習パートナーを務めるなどサウスポーを苦にしない。
武居にとっても強敵の部類に思える。
西田戦でも敗れはしたが、中間距離で西田と普通に渡り合ってみせた。
漠然とダビド・クエジャル(2025年2月に中谷潤人と対戦)と同格くらいかな? と思っているのだが、どうだろうか。
中谷潤人vsダビド・クエジャル現地観戦。いつも通り中谷の無慈悲なKO勝利。でも出来はよくなかった? 若干もっさりして身体が重そうだった。そろそろ減量苦がきてるのかも?
近づいて打ち合いたいメディナ、遠い間合いをキープしたい武居の勝負になりそう?
試合は十中八九得意な間合いを作った方が優位になる(と思う)。
申し上げたようにクリスチャン・メディナは西田凌佑と差し合いで勝負できるくらいの実力者。
強さを発揮するためには中間距離でのコンビネーション勝負、泥仕合に持ち込む必要がある。
一方の王者武居由樹は遠い位置からの飛び込み、1発で試合を終わらせるパンチ力が持ち味。
腕を前に掲げた構えで懐も深く、遠間から一足飛びで距離を詰める脚力を兼ね備える。
特に前手の右フックが強烈で、デビュー当時はこのパンチでKOを量産している。
また前回のユッタポン・トンディ戦では左フックで1RKOに仕留めるなど左右どちらのパンチも殺傷力が高い。
逆に比嘉大吾戦やジェイソン・モロニー戦では接近戦に巻き込まれて苦戦するシーンが目立った。
懐に入られると打たれっぱなしになる傾向があり、相手のレベルが上がるにつれて近距離での課題が表面化している。
武居由樹vs比嘉大吾感想。前半武居、後半比嘉の判定には納得かな。いい試合すぎて「どっちも負けんな」になった笑
そんな感じで、武居はいかに遠い間合いをキープするかが重要になる。
逆にクリスチャン・メディナはなるべく早く(体力があるうちに)中間距離の差し合いに持ち込みたい。
武居は中間距離の選手をカモにしてる気がする。相性はいいんじゃない?
そして、武居のキャリアを振り返るとこの選手は中間距離~近場が得意なタイプをカモにしている(気がする)。
ペテ・アポリナル、ロニー・バルドナド、マリオ・ディアス、ユッタポン・トンディ。
比嘉大吾やブルーノ・タリモのように“ガッ”と中に入ってくることもない。
パンチ力はあっても差し合いの状況さえ作らなければ危険は少ない。
これ系の相手には射程外(自分のパンチだけが当たる位置)をキープしつつ踏み込みスピードと1発のタイミングで圧倒している印象。
確かにクリスチャン・メディナは中間距離での差し合いが得意だが、一瞬で距離を詰めるダッシュ力はない。
諸々を加味すると相性的には武居が有利に思える。
那須川天心の練習パートナーとして来日した際の動画↓
メディナはカウンターが間に合うかが重要。なるべく早く武居のタイミングを掴めれば
見どころとしては、「クリスチャン・メディナのカウンターが間に合うか」 かなと。
西田戦でのメディナは同時打ちのタイミングでカウンターを当てている。
前手の右にはフック気味の左、左がくれば右をまっすぐ打ち抜く。
踏み込みスピードやプレスはそこまでではないが、あのカウンターを駆使してうまく懐に入ってみせた。
今回も西田戦同様、初弾にカウンターを合わせられれば得意な間合いで勝負する状況を作れるのではないか。
そのためにはなるべく早くタイミングを掴む必要がある。
ラウンドが進めばそれだけ疲労もダメージも溜まるので、できれば4、5Rあたりまでに中に入るパターンを見つけたい。
中谷潤人vs西田凌佑。中谷の野生味、アドリブ力が西田の作戦遂行能力を上回る。西田のプランを力でぶっ壊した中谷。中谷ってもともと草食男子の振りした戦闘民族ですよ?
武居は右リードを多用しない。リゴンドーのように警戒心を煽るために使う
問題は武居があまり右リードを多用しないところか。
遠い位置で出す右は牽制の意味合いが強く、クリーンヒットを狙うような使い方ではない。
比嘉大吾戦でも基本は比嘉のジャブに合わせて拳と拳をぶつける感じ。ギジェルモ・リゴンドーのように「ここから先に進むと左の1発があるぞ」と威嚇するためのもの。
要はカウンターを狙うようなパンチではないというか、メディナにとってはタイミングどうこう以前の話。
そうなるといきなり飛んでくる右フックor左ストレートに合わせることになるわけだが、アレは初見で何とかできるものではない。
無理にカウンターを狙いにいくとユッタポンやマリオ・ディアス(2024年5月)同様、顔面orボディの1発で沈むパティーンすらあるのではないか。
武居由樹vsユッタポン・トンデイ。あっという間に終わったのでユッタポンの強さがわからないw 武居は右がまだ本調子じゃないかもしれないね。そしてLeminoの熱量の低さよ
と言っても西田戦を観る限りメディナはユッタポンよりも機動力は上。
強引に距離を詰めて乱打戦に巻き込むラウンドもあったし、さすがに瞬殺されることはないと思うが。
勝敗予想は武居の中盤KO。後半まで持ち込めばメディナにも勝ち筋が生まれる?
勝敗予想は武居由樹の中盤KOでいきたい。
何度も言うようにクリスチャン・メディナは中間距離での差し合いが得意な選手。
今回は武居との距離の違いに苦労すると予想する。
メディナが優位に立つにはなるべく早くタイミングを掴んで泥仕合に持ち込む必要があるが、正直それは難しい気がしている。
那須川天心vsビクトル・サンティリャン。「天心ナイスファイト!!」と思った直後の落ち込み具合に驚いた。天心が一番力を発揮できるのはパーネル・ウィテカーだと思うけど燃費が悪い&両立が難しいんだよな
だが、武居は後半に失速癖がある。
序盤から中盤までを互角か僅差ビハインドで乗り切れば、もしかしたら……。
肩の怪我の回復具合を含めて武居のコンディション次第ではメディナにも勝ち筋があるかな? という感じである。
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