井上尚弥vsアフマダリエフ戦まで1週間を切った。井上の出来次第だと思うけど、あの程度のコメントに言い返しちゃうマインドのヤツが“KOにこだわらず勝ちに徹する”なんてできんの?

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今回は久しぶりにボクシングのネタ。
いつの間にか2025年9月14日の世界S・バンタム級4団体統一王座戦、井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ戦まで1週間を切っているわけだが
先日ちょろっと申し上げたように僕は立て続けに起きた事故のせいで国内ボクシングに乗れなくなっている。
・事故を防ぐには?
・ダメージを減らすには?
・いいコンディションでリングに上がるには?
についての意見が飛び交う一方で、
・「〇〇と××が対戦決定!?」
・「この両者は絶対にかみ合う!!」
と言った声がそこら中から聞こえてくる。
このギャップについていけずにどんどん気持ちが冷めていっている。
正直、井上尚弥vsアフマダリエフ戦もどちらが勝っても負けてもいい。
それよりも何事もなく終わってほしいというのが一番だったりする。
と言いつつ、恐らく試合自体は普通に観るはず。
あえて触れていないが両者の事前情報や記事も目に入っている。
なので、無理やりテンションを上げつつ直前の展望を考えてみようと思う。
堤駿斗vsカイス・アシュファク。サウスポーを追いかける動きが井岡一翔そっくり。弟の麗斗もそうだけど堤兄弟ってナチュラルに分厚いよな。上半身のゴツさ、力感が全盛期のカネロと被る。井岡のインテリジェンスとカネロの馬力
井上の出来次第。下降線に入った井上のフィジカルがどの程度かに注目
下記でも申し上げたが、この試合がどうなるかは井上の出来次第だろうと。
井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ正式発表。井上の出来次第かな。アフマダリエフにとっては相性がよくなさそうだけど、下降線に入った今の井上なら…。無料配信のLeminoさん、売り上げが伸びてねえんだろなw
ここ数戦の井上は全体的にカクカクして被弾が増えている。
動きにスムーズさが失われて攻防のつなぎに引っ掛かりを感じる。強さの根幹とも言える圧倒的なスピードも目減り気味。
そのせいか、これまで回避できていたパンチを被弾するシーンが目立つようになった。
はっきりと衰えたとは思わないが、フィジカルのピークは超えた感じ。
下降線に入ったというのは僕の中では確定で、今回はそれがどの程度進んでいるかに注目している。
KO勝ちにこだわらない宣言。本人が身体の変化を受け入れて方向転換した
これまでの井上はKO勝ちへの異様なこだわりが見られたが、この試合が発表された際の「判定でもいい」発言で「おや?」となっている。
また練習パートナーとして国内トップレベルの(攻撃型)サウスポーを周辺階級からかき集め、なおかつ2023年12月に対戦したマーロン・タパレス(アフマダリエフと対戦経験あり)を招聘。大一番に向けて万全の体制を整えている。
これは今までにはなかったことで、要は本人が身体の変化を受け入れて方向転換したのだろうと。
TJ・ドヘニー戦での立ち回りを観る限り井上は自分を律することができるタイプ。長谷川穂積や寺地拳四朗のようにKOに取りつかれてしっぺ返しを食う可能性は少ないと想像する。
寺地拳四朗vsリカルド・サンドバル。拳四朗はL・フライ級時代の“デカくて動ける人”仕様のファイトが通用しなくなってる。ジャブにカウンターを合わせられるし足も動かない、研究もされた。いろいろなものが一気に“きた”よね
全盛期の井上ならアフマダリエフ相手でもまず問題はない(と思う)。
だが、ここ数戦のパフォーマンスを踏まえると何とも言えない。前回のラモン・カルデナス戦からさらに落ちていた場合は「まさか」もあるのではないか。
その反面、本当に「無理に倒す必要はない」「判定でも勝てばいい」のメンタルでいけるなら“当てさせずに圧倒する”パティーンもありそう。
繰り返しになるが、マジで井上の出来次第になると思う。
最近の記事や両者の動向を見て印象が変わってきた。その程度のコメントにも言い返さずにいられないメンタルで大丈夫か?
申し上げた通り僕は井上尚弥が自らの身体の変化を自覚して方向転換したと思っている。
「豪快に倒してこそプロボクシング」のポリシーを捨て、“魅せて勝つ”ではなく“確実に勝つ”方向にシフトした。
フィジカルのピークは超えたが、やり方次第ではまだまだ強さをキープできると判断して。
ところが。
試合前の両者の動向、コメントや記事を見て徐々に印象が変わってきている。
大橋会長の「カルデナス戦の井上は本調子ではなかった」発言を受けて間髪入れずにコレ↓
大橋会長が本調子ではなかっと言ってましたが、あれがあの日に仕上がったあの日の最高の出来です!
本調子ではなかったと言わせない試合をやるのみ!おしゃ!—
井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) July 18, 2025
さらに「自分は井上よりも総合力で勝っている」とのアフマダリエフのコメントに対して「的を外している」。
おいおい大丈夫か?
この程度のコメントに言い返さずにいられないヤツが“KOにこだわらず勝ちだけを目指す”なんてマネができるのか?
最初は慎重なファイトを意識していても、タパレス戦同様少し打たれたら「あ?(怒)」ってなるんじゃないの?
それこそアフマダリエフのコメントなんて煽りでもなんでもない、「勝つ自信がある」的なごくごくオーソドックスなものでしょ。
本人は100%納得してないのかも? 渋々説得には応じたけど
もしかしたら井上の方向転換は本人ではなく周囲に説得されたものかもしれない。
実は本人は「次で絶対に取り返す」つもりだった。
もっと言うと、フェザー級に上げてのニック・ボール戦からの撤退も相当不本意だったのではないか。
普段は大口を叩きまくる大橋会長だが、さすがにこの前のカルデナス戦を受けてもビッグマウスを続けるほどおめでたくはない。
現状を鑑みればこれまでのKO狙いのファイトは危険が伴う。ましてや中谷潤人が圧倒的な強さを見せる中での階級の上げ下げはあまりにリスクが大きい。
どんな言い方をしたのかは不明だが、本人も説得を渋々受け入れたのだろうと。
と同時にいまだに100%納得はしていないと想像する。
ニック・ボールvsサム・グッドマン。マイク・タイソンみたいな小柄な突貫ファイター相手の立ち回りがうまかったよねグッドマン。もっとクリンチに振り切ってたら勝てたんじゃない? それをやるとクソおもんないけど
「井上は衰えた」説を払しょくするためには結果で黙らせるしかない。でも、やられたら倍返しのマインドが発動したら…
今回の井上尚弥vsアフマダリエフ戦は井上の出来次第。
この結論はずっと変わらないが、要するに井上のメンタルがどっち側に振れるかによるのではないか。
本人のプライドを考えればカルデナス戦は最悪だった。
アラン・ピカソの代役を一蹴して最強の挑戦者と言われるアフマダリエフ戦に弾みをつけるはずが、まさかのダウンで様相が一変した。
「衰えた」という声は当然本人の耳にも届いているはず。
井上尚弥がダウンを喫しながら8RTKO勝ち。危ねえ! カルデナスと同じ時代に生まれたことを感謝しそうになったよw 「井上はパンチをわざと受けてる」とかいう識者(笑)の謎理論
そこを払しょくするには内容で黙らせるしかないわけだが、本人の中でそれが「圧倒して勝つ」なのか、「豪快なKO」なのか。
口では「KOにはこだわらない」と言ってもいざ試合になればヤンキーマインドが発動するパティーンは普通にあり得る。
多少打たれても“勝利”を優先できるか、それとも「今、この瞬間倍返ししてやる」モードに入って止まれなくなるかという話。
冗談抜きでこのPVが豪快なフラグにならなければいいね。
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