アイスバックスvs横浜グリッツ、ジャパンカップ2024最終戦現地観戦。グリッツのカウンター戦術がどハマり? アイスバックスは3Pのノーゴールが残念だった【2024.12.29感想】
2024年12月29日にKOSÉ新横浜スケートセンターで行われたアジアリーグジャパンカップ2024最終戦、H.C.栃木日光アイスバックスvs横浜グリッツ戦を現地観戦してきました。
結果は4-2で横浜グリッツが勝利。
ですが、前日にアイスバックスがジャパンカップ2024の優勝を決めていたため試合後の表彰式ではアイスバックスに優勝トロフィーが授与されています。
ASIA LEAGUE JAPANCUP 2024
🏆 CHAMPIONS🏆#アイスバックス#アイスホッケー#ジャパンカップ#チャンピオン#優勝 pic.twitter.com/w26G8ADcts— H.C.栃木日光アイスバックス【公式】 🏆全日本選手権・ジャパンカップ 2冠達成✨ (@NIKKOICEBUCKS) December 29, 2024
これでアイスバックスは全日本選手権の優勝に続き二冠達成となりました。
アイスホッケー観戦は今年の10月に霧降アリーナを訪れて以来。
H.C.栃木日光アイスバックスvs横浜グリッツ現地観戦。久しぶりのアイスバックス in霧降アリーナ最高だった。IJリーグをやめてアジアリーグにしてよかったよ笑
本当はまた日光に行きたかったのですが、年末はいろいろと予定がある&旅費も高いので断念しました笑
なおこの日はアイスバックス応援でございます。
普段は横浜グリッツを応援しておいてアレですが、まあいいじゃないっすかw
横浜グリッツが全日本選手権で東洋大学に敗戦。トップアマチュアがプロを食うパターンはたまにあるよね
まず試合の感想の前に。
12月5日〜8日に霧降アリーナで開催された全日本選手権で横浜グリッツが東洋大学にアップセットを許したとのこと。
僕は試合を観ていないのですが、たまたま速報が目に入って「おお、マジか」と。
SNSもまあまあザワついていたことを覚えています。
まあでも、なくはないですよね。
トップアマチュアがワンマッチでプロを食うパターン。
普段は半年、1年単位で勝負しているプロと、一発勝負の短期決戦に慣れっこなアマチュア。
プロ側は試合への入り方も違うだろうし、それに向けて調整を変える必要もある。もしかしたらシーズン中の怪我人によってベストメンバーが組めないかもしれない。
一方のアマチュアは1戦にピークを合わせるやり方を熟知している上に「負けてもともと」の気楽さもある。
露出が多いプロと違い、相手に情報が漏れていない中でやれるのも有利です。
しかも東洋大は1回戦を11-0の大差で勝利している。
諸々を加味するとアップセットが起きる可能性は十分あったのかもしれません。
横浜グリッツvs東北フリーブレイズ現地観戦。開幕戦勝利のグリッツ、今年こそ期待していいのか? でも、乱闘ばかりでウンザリした
トップアマがワンマッチにピークを合わせてくればプロも簡単には勝てない。だからグリッツの負けも…
てか、これまでもプロがワンマッチでトップアマに足元をすくわれるケースはありましたよね。
今年6月のサッカー天皇杯では町田ゼルビアが筑波大に敗れています。で、直後に黒田監督の「我々が正義」発言が飛び出したり。
黒田剛「我々が正義」←これがおもしろすぎて町田ゼルビアvsアビスパ福岡戦を現地観戦。つまらないと評判の町田ゼルビアどうなの?
古い話をすると、2006年にラグビートップリーグ4位のトヨタが早稲田大学に敗れたことも。ちなみにそのときの早稲田のフルバックは五郎丸歩でした。
また野球で言えば、2015年の侍ジャパン大学日本代表とNPB選抜の試合で創価大学(当時)の田中正義が7者連続三振を奪うなど、プロの打者をけちょんけちょんにしています。
そんな感じで、ベストメンバーを揃えたトップアマがピークを合わせてくればいくらプロでも簡単には勝てない。
それこそドラフト上位候補の大学生など、プロ入り即二桁勝つような化け物もいるわけで。
そんなヤツが情報がほとんどない中でフルスロットルでくればプロだろうが普通に負けますよと笑
そういう意味で横浜グリッツの敗戦も決して不思議ではないのだと思います。
だからアレだ。
この件に関してあまり厳しい物言いをするのは……
何やってんだよグリッツ!!
ミスが多かったアイスバックス。パス回し、キャッチの確実性が低くて流れを掴み切れなかった?
前置きが長くなりましたが、試合の感想を。
ちょろっと申し上げた通りこの日のアイスバックスはミスが多かった印象です。
2024年ラストのアイスホッケー観戦。
ジャパンカップ優勝を決めて有終の美を飾りたかったアイスバックスですが、3Pに横浜グリッツに2点を取られて敗戦。
クッソ微妙な空気の中での表彰式となりました笑
今日のアイスバックスはちょっとミスが多かったかもしれませんね。#yokohamagrits #icebucks pic.twitter.com/FBMVOua35I
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) December 29, 2024
スピーディなパス回しで敵陣に攻め込むのは前回と同じ。
ですが、そこで相手にパックを取られてからの対応がよろしくない…。
クリアされたパックをキャッチ? トラップ? ミスして大きく逸らしたり、味方のバックパスを空振りしてこれまた自陣に戻されたり。
もともとタッチ回数が多いスタイルだとは思いますが、その部分での確実性が低かったなと。
ミスが直接失点に絡んだのは3Pの4点目のみ。
それ以外は何とか切り抜けましたが、攻撃のリズムは確実に途切れています。
横浜グリッツvsアイスバックス現地観戦感想。横浜グリッツの可能性。イベントは文句なしに楽しいのであとは結果がほしい
あと、2-2からの幻のゴールが惜しかったですよね。
アレが得点になっていればそのまま勝ち切れたはず。
逆にアレがノーゴールになって気落ちしたのが致命的でした。
フッと気が抜けた瞬間にグリッツに攻められてあっという間にゴールを許す。
あの時間帯はリンク上の選手がベンチに映像確認を要求したりとチーム全体が後ろ向き、意思の疎通ができていなかった印象です。
3Pのしんどい時間+得点が取り消された直後ではありましたが、もうひと踏ん張りすればた別の展開が待っていた? かも? (知らんけど)
カウンター戦術がどハマりしたグリッツ。相手の調子に依存する分ムラっけも大きくなるよね
一方、勝利したグリッツは得意の戦術がハマったのではないでしょうか。
このチームの基本パターンはカウンターだと思っていて、「自陣でパックを奪う→サイドを駆け上がる→中央にパス→ワンタッチでシュート」の流れが得意な印象。
前回、霧降アリーナで観戦した際は「真ん中で勝負できていない」「ゴール前でパスが通らない」せいで得点が入らないと申し上げましたが、この日はそこがうまく回りました。
カウンター戦術は一度相手にパックを渡す分、リスクも生じる。
相手の調子に依存する部分も多く、どうしても好不調の波は大きくなります。
まったく機能せずにダメダメな日もあれば、今回のようにうまく回る日もある。
そういうムラっけの多さが横浜グリッツのチームスタイルなのかもしれません(違うかもしれません)。
ここ最近、町田ゼルビアがカウンター戦術で躍進したり、エディー・ジョーンズの提唱する“超速ラグビー”に否定的な意見が集まったりと「ポゼッション<<カウンター」の風潮を強く感じていたこともあり、グリッツの勝ち方が印象に残った次第です笑
超速ラグビーの現在地。イングランドとの2試合で何が変わったか。スタッツを見ると少しだけ希望が出る? エディー・ジョーンズのコメントも納得できるよね
ゲストは吉田優利選手。試合後の表彰式はまあまあ変な空気だった笑
この日のゲストはプロゴルファーの吉田優利選手。
笑顔が素敵ゴルァ!!笑
ハーフタイムショーです。お姉さんたちは相変わらずキレッキレです。
でも、ちょっと照明が暗いですよね……。
前回も思いましたが、もう少し明るくすればいいのに。
試合後にジャパンカップ優勝を飾ったアイスバックスの表彰式が行われました。
負け試合のあとだったせいか、まあまあ変な空気でしたね笑
以上でございます。
相変わらずアイスホッケー観戦はご機嫌でした。
ジャパンカップ2024についてはフォーマットや運営、日程等、いろいろな意見があるようですが、事情をよく知らない僕はあれこれ言うのはやめておきます。
アイスホッケーチーム アイスホッケージャージ
Hockey Legend アイスホッケー用品 ホッケースティック スポーツ パーカー
キャップ スカーフ ニット帽 アイス ホッケー カナダ 多機能 メンズ レディース ビーニー ワッチキャップ
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!
-
前の記事
笠原弘希vsジャック・ジャックムエタイ、吉成名高vsバックチョー・シックンナ、海人vsゲリック・ビレット。シーザー会長の健康が?【𝐆𝐑𝐎𝐔𝐍𝐃 𝐙𝐄𝐑𝐎 𝐓𝐎𝐊𝐘𝐎 𝟐𝟎𝟐𝟒現地観戦感想2024.12.26】 2024.12.28
-
次の記事
記事がありません