エストラーダvsシーサケット予想。全っ然わからんw わずかにエストラーダ有利? シーサケットのKOも十分ある? わからん【予想・展望】
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2018年2月に開催予定のS・フライ級の祭典「Superfly2」。
イベントのメインを飾ると言われるのが、WBC世界S・フライ級タイトルマッチ。同級王者シーサケット・ソー・ルンビサイvs同級1位ファン・フランシスコ・エストラーダの一戦である。
「感動しちゃったよシーサケットvsエストラーダ。引き出しの多いエストラーダをシーサケットがテーブルごとひっくり返した」
2017年9月にローマン・ゴンサレスとの再戦を衝撃的なKOで制したシーサケットに、同イベントでカルロス・クアドラスを下したエストラーダが挑戦する。
「ロマゴンの手詰まり感ぱねえっす…。シーサケットのカウンターで大の字KO負け。PFP No.1の伝説に終止符?」
まだ正式発表はされていないものの、両陣営とも前向きで実現に障害はないとのこと。
最強王者ロマゴンに連勝して波に乗るシーサケットと、文句なしの実力を持つエストラーダ。
強豪揃いのS・フライ級で、まさしくトップを決めるにふさわしい一戦と言える。
さらにWBO王者井上尚弥やIBF王者ジェルウィン・アンカハス、WBA王者カリド・ヤファイなど、各団体の王者が参戦に意欲的で、初回以上の成功が見込まれている。
「トロヤノフスキーが挑戦者決定戦に勝利。ポルティージョを1RKO。しかしホントに内山高志に似てる」
Superfly2のメインイベントで、なおかつ勝敗がちっとも想像できないのがこのシーサケットvsエストラーダ戦です
シーサケットvsエストラーダ。
正式決定はしていないものの、僕が2018年のSuperfly2でもっとも楽しみにしている試合の一つがコレ。
というより、両者の過去の試合をながめてず~~~っと展開を考えているのだが、いまだによくわからないww
え? どっちが勝つの? この試合。
かな~り難しくないっすか?
エストラーダが捌きそうな気もするし、シーサケットがふっ飛ばしそうな気もする。
「コバレフがシャブランスキーを倒しまくり再起戦に勝利。かっこええわ~コバレフ。やっぱり破壊神が王座にいないとね」
いくら考えてもわからないし、どうせ当たらない。
なので、めんどっちいから勢いで予想しちまうかww と、見切り発車でいくことにした。
「どん詰まりのリナレスvsヘスタ。お互いに相手の持ち味を打ち消し合った結果、大差判定でリナレス勝利」
当たろうが当たるまいが知ったこっちゃない。
外れたときはそれはそれ。あとで全力で謝ればええわww
とまあ、目いっぱいの予防線と責任転嫁が済んだところで、展望を考えみる。
「サダム・アリがコットに勝利!! よっしゃあぁぁボケェエ…! 終わる気満々のヤツに負けんなって思ったけど、ホントにヨカタw」
勝敗予想はエストラーダの判定勝ち。サウスポー慣れしたエストラーダが、シーサケットの圧力から1試合逃げ切る
まず勝敗予想だが、今回はエストラーダの判定勝利でいきたい。
と言っても、自信はまったくない。
申し上げたように、シーサケットがエストラーダをふっ飛ばして勝利する可能性も十分あると思っている。
「ロマチェンコ圧勝。リゴンドーにもノーマス。体重差じゃないぞ? 相性が悪過ぎた結果だぞ?」
シーサケットが勝つならKO、エストラーダが勝つなら判定。
どちらか選べと言われれば、エストラーダが逃げ切る確率が高いんじゃない?
そんな感じで、本当にフワッとした(無難な)予想である。
なぜなら、よくわからないから。
「井上尚弥がヨアン・ボワイヨと年末ファイト。余裕? の勝利でいけるのか? 2月の米国参戦も視野」
僕がエストラーダの過去の試合を観て思ったのが、この選手は左構えを苦にしないということ。
サウスポーとの対戦も多く、2015年には元WBAフライ級王者のエルナン・マルケスにも完勝している。ロマゴンのように、前手の右で連打の発動を封じられる事態にはならないと思われる。
「比嘉がフエンテスを1RKO。もうフライ級は十分でしょ。WBC狙いでシーサケットvsエストラーダの勝者に挑戦だろ」
またシーサケットについてだが、僕はこの人の左構えはマジですごいと思っている。
以前にも申し上げた通り、イメージとしては踏み込みの鋭さがないパッキャオ。
あれだけ両腕をマン振りしてもほどんど身体が流れず、強烈な連打が出せる。
サイドへの素早い方向転換を含め、あのフィジカルの強さはちょっと侮れない。
「アコスタがアレホにKO勝利で初王座。ナイスファイト。田中恒成のすごさが改めてわかる試合だったな」
試合は恐らく、足を使うエストラーダをシーサケットが追いかける展開になると思うが、どういう結果になるかはまったくわからない。
「何となくKOされるイメージが沸かない」というのが、エストラーダの判定勝ちを推す理由である。
「レイ・バルガスvsオスカル・ネグレテ予想。レイ・バルガスが微妙な才能マンか、マジの階級No.1か」
エストラーダがリーチと上背を活かして、シーサケットの射程の外からポイントアウトすると予想
身長160cm、リーチ161cmのシーサケットに対し、エストラーダは身長163cmでリーチが168cm。サイズ的には、エストラーダがシーサケットを完全に上回っていることがわかる。
「アローヨvsクアドラスはKOか判定で逃げ切るかの2択だよな。アローヨに勝ってほしいけど。そして岡田隆志とかいう隠れ名選手」
だが実際の試合を観ると、骨太でガッチリしたシーサケットと、腕が長くやや痩身で頼りなさの残るエストラーダというイメージが強い。
また、早い時期からこの階級に適応していたシーサケットと違い、エストラーダは前回のクアドラス戦がS・フライ級の初戦(だよね?)。両者のフィジカルには差があると判断するのが妥当である。
「クアドラス勝てたでしょ。エストラーダに超僅差判定負け。中間距離での正確性と作戦失敗ですかね」
そう考えると、やはりエストラーダが選択するのはアウトボクシングではないか。
参考になりそうなのは、2014年のシーサケットvsクアドラス戦か。
リーチと上背の差を活かして距離をとり、1発当ててすぐさまバックステップ。クアドラスが実行した当て逃げ作戦で、露骨にポイントアウトを狙いにいくと予想する。
エストラーダはめちゃめちゃ器用。でも、シーサケットの右をあの左で抑え込むのは相当難しい気がするよ
先日も申し上げたが、エストラーダという選手は本当に器用だと思う。
「田口負ける? ミラン・メリンドとの統一戦で2017年大トリ。ヤバいな田口。パワーでどこまで圧倒できるか」
クアドラスの持久走に追いつく足があり、ロマゴンとの正面衝突でも負けないコンビネーションも打てる。さらに、足を使ってブライアン・ビロリアやミラン・メリンドを空転させることもできる。
サウスポーの強打者エルナン・マルケスを左でコントロールし、右ボディで倒すという盤石の試合運びも見せている。
「比嘉大吾vsフエンテス予想。寒がりフエンテスさんが沖縄上陸。比嘉は凱旋防衛戦で連続KO継続なるか」
研究と準備。さらに状況に応じて戦術を変える引き出しの多さ。
何となくだが、この器用さはNYヤンキースの田中マー君とイメージが近い(わかりにくいか?)。
「井上また圧勝。ボワイヨダメだわ。アレじゃ勝てないんですよ。S・フライ級ラストマッチも楽勝。でも「物足りない」ってさ」
だがその反面、やや器用貧乏なところもあり、突き抜けた特徴を持った相手には苦労する傾向が見られる。
追い足も鋭く連打も多彩だが、ロマゴンには及ばない。
サイドに動いての当て逃げもできるが、クアドラスほどの足の速さはない。
「ヤファイが無難に石田匠に勝利。うん、石田全然間違ってない。アレで正解だしアレしかない」
何でもできるけど、何かに特化した相手にはかなわない。
そのせいで、どうしても試合は接戦になりやすい(気がする)。
要は、至近距離で無遠慮に腕を振るシーサケットから逃げ切れるか? ショートレンジが得意なシーサケットの打ち合いに巻き込まれずに完走できるか? という話。
エストラーダが左を出し、シーサケットが打ち終わりに連打を返す展開になるとは思うが、エストラーダのサイドステップとバックギアでシーサケットの圧力をいなせるか。あの素早い方向転換を12Rかわしきれるか。
エルナン・マルケス戦では左1本でマルケスの右を封じ込めたが、シーサケットの右はマルケスとは比較にならないほど精度が高い。
あの右を上回り、そこからボディストレートにつなぐパターンに持ち込むのは相当難しいと思う。
「ま~た誰得マッチww サンダースvsマーティン・マレー。痛いの大っ嫌い。絶望的に退屈で平和な試合」
「対応力と無尽蔵のスタミナのエストラーダ」と、「スタートダッシュとパワーのシーサケット」という感じかな?
「エストラーダは器用貧乏」「シーサケットの圧力を1試合いなすのは難しい」と散々述べてきたが、それでも僕は、何だかんだでエストラーダがポイントアウトすると予想する。
「何でもできる反面、突出したものがない」とは言ったが、個人的にエストラーダの一番の持ち味は対応力の高さとスタミナだと思っている。
「サンダースvsレミュー予想。実は〇〇じゃないサンダース。間違ってWOWOWで生中継されないかな」
ミラン・メリンド戦では序盤に押し込まれて効かされるシーンもあったが、中盤以降はほとんど付け入る隙を与えず。11Rにダウンも奪って快勝している。
先日のクアドラス戦も、序盤はクアドラスのスピードに置いていかれたが、中盤からはペースを掴んで逆転。10Rに奪ったダウンは本当にお見事だった。
件のマルケス戦でも、序盤4Rでマルケスをほぼ丸裸にして見せた。
序盤はリードを許すが、中盤以降できっちり対応。
無尽蔵のスタミナで相手を追い詰め、最後はギリギリで逆転するという王道パターン。
今回の試合も、ひょっとしたら序盤はシーサケットのパワーに圧倒されるかもしれない。エストラーダのダウンもあるんでね? というくらいに。
だが中盤以降にはきっちり修正し、最後は当て逃げで逆転すると思っているのだが、果たしてどうなるか。
「アンカハスがコンラン兄をダウンさせまくって圧勝。さすがww 微妙なジャッジをものともせずに防衛成功」
逆にシーサケットが勝つためには、何より大事なのがスタートダッシュ。
エストラーダが動きに慣れる前に、できる限りリードを奪っておきたい。可能であれば5RまでにKOするくらいの勢いで。
そして繰り返しになるが、その結末も十分あると思っている。
「ジョシュ・テイラーvsミゲル・バスケスが本日No.1の名勝負だった件。こいつならクロフォードにも勝てるかも」
予防線を張り過ぎてわけがわからなくなってきたのでそろそろ終わるが、7:3or6:4くらいでエストラーダ有利かなぁと。
全然わからないけど、どちらか選べと言われれば、僕は「エストラーダの勝利」を推す。だいたいそんな感じ。
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