安保瑠輝也が1分3Rの謎ルールでシリル・アビディを圧倒。そうか、手ごたえを感じちゃったか…。この人の他流試合に期待してたけどソコジャナカッタ【BreakingDown7感想】
2023年2月19日に千葉・幕張メッセで開催されたBreakingDown7でシリル・アビディに勝利した安保瑠輝也。
今後はRIZINファイターの朝倉兄弟が所属するトライフォース赤坂で練習していくことのこと。
安保瑠輝也が朝倉未来所属ジムでの練習を開始「俺の勝負はここからがスタート」、因縁の平本蓮「MMA待ってるぜ」https://t.co/FaDKICUrHy#安保瑠輝也 #朝倉未来 #平本蓮 #RIZIN
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) February 24, 2023
なお本人はシリル・アビディ戦直後に本格的にMMAをスタートするか迷っているとコメントしていたが、今回の発表がMMA転向の布石となるかは不明。
ただ、同じK-1出身で因縁のある平本蓮に向けて「近々MMAでボコってやる」とSNSでメッセージを送ったことを考えるとその可能性は高そうである。
BreakingDownのゴタゴタには興味がない。前回の流血沙汰でてっぺんを超えた感。競技性を高める気もなさそうだしね
まず最初に申し上げておくと、僕はBreakingDownのオーディション? のゴタゴタにはまったく興味がない。
特に前回の流血沙汰でてっぺんを超えた感があり、あとは下降していくだけの印象。
よく知らん女がケツを出したり、わけのわからんラッパーが試合をドタキャンしたり。より大きなインパクトを残すにはもはや“完全にアウト”な行為しか残っていない。
さらに試合内容に関しても競技性を高めていこうという気はあまり感じられない。当初は「この調子で“1分1R用のファイトスタイル”が確立されていくならおもしろくなるかも?」などと思っていたが、競技として洗練させる方向にいかないのであれば継続して観る必要はなさそう。
安保瑠輝也vsマニー・パッキャオ感想。「ボクシングは甘くない」風に言うなら「いくらレジェンドでもちょろっと練習したくらいで勝てるほどキックのトップ選手は甘くない」
安保瑠輝也の参戦にはちょっと興味を惹かれた。この選手次第では競技性を高める方向にいくか? などと思っていたら…
ただ、元K-1王者安保瑠輝也の参戦はちょっと興味深い。
恐らく対戦相手もそれなりの選手を連れてくるはずで、当日はその他大勢との格の違いを見せつけてくれるのではないか。
安保のパフォーマンスによっては1分1Rの競技性も高まっていくのでは? などと勝手に期待していたところ……。
何となく前回の流血騒動でてっぺん超えた感あるよな。
今後は安保瑠輝也とか朝倉未来本人を投入して競技性の向上を目指すか、海外進出とやらで市場拡大するか、話題になってるうちにさっさと切り上げるか、どうすんだろな。
まあ、朝倉未来のその辺の嗅覚は僕なんかよりもずーっと鋭いとは思うけど。 https://t.co/ztVfpT3KHU
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) January 2, 2023
何でシリル・アビディやねんと笑
戦績を見るとシリル・アビディが最後にリングに上がったのが2007年。現在はジムを経営する裏方さんとのこと。
そんなヤツを今さら引っ張り出して現役のトップ選手にぶつけるって……。
いくら体重差があるといってもあまりにナンセンスじゃないっすか?
しかもルールは1分3R。
何やねん3Rって笑
“ストリートファイトに準じたルール”というBreakingDownのコンセプトからも外れてるじゃねえか笑
当初想定していた相手との交渉がうまくいかずに急遽アビディに声をかけたらしいが、いろいろとアレすぎてテンションはダダ下がり。
安保瑠輝也が参戦すると聞いて一瞬高まったPPVの購買意欲があっという間に萎んでいったw
不良が格闘技の質を下げる? 格闘技の未来がなくなる? イベントとしてのBreakingDownはすごいと思うけど、妙なプライドを持つからおかしくなる
さすがは安保瑠輝也。アビディの圧力に面食らったけどすぐに立て直した。3RのケージファイトならONEでいいじゃねえか笑
そして実際の試合映像が本人のYouTubeチャンネルにアップされていたので観てみたのだが……。
感想としては、やはり安保はさすがだったなと。
ファーストコンタクトでアビディの圧力、1発の威力に面食らったものの、すぐに立て直して距離を取る作戦に移行。その後はスピード差と出入りで圧倒しつつ的確な1発を入れてダウンを奪う。
もともとこの選手は懐深く構えて対峙し角度を変えながら一瞬の隙をついて連打を浴びせるファイトを持ち味とする。
明らかにブランクのあるアビディはその動きにまったくついていけない。
1Rの中盤? あたりで左ボディをヒット→アビディの右をバックステップで避けるシーンがあったが、あの時点で「あ、これはいける」となった印象。
体重差があろうが打撃を当てさせなければどうということはない。アビディも最後まで闘志を失わずに立ち続けたが、それ以外は完全に安保の独壇場だった。
てか、もう一度言うけど1分3Rって何よww
3R制のキックルール(ケージファイト)ならONEでいいじゃねえか笑
BreakingDownが単純におもしろかった件。賛否両論あるけど僕は好き。オーディション編はいらないけどねw 木下優樹菜の輩感、馴染み方が尋常じゃない
安保瑠輝也はいろいろなルールに対応できる柔軟性があるタイプに思えたけどな。広いケージならなおさら
しかし安保瑠輝也のK-1離脱後の初戦がシリル・アビディだったのは本当にガッカリした。
BreakingDown参戦まではまだよかった(そこにイラついてる人も多いみたいだけど)のだが、対戦相手が100kgのリタイア選手というのは……。
本人は多くの反響に手ごたえを感じているようだし個人の判断なので批判するつもりもないのだが、とにかく残念だなぁと。
個人的に安保瑠輝也はTHE MATCHに出場したK-1勢の中では和島大海と並んでさまざまなルールに対応できるタイプに思えたので、できればそっち側に行ってほしかった。
K-1は最高だけど最強じゃなかった。K-1勢が苦戦した理由? よくも悪くもキックボクシングではなく“K-1”なんだろうな。RISE&SBとの対抗戦感想、雑感
何となくだが、長身で懐が深い&アングル調整がうまい選手はK-1以外のルールにも柔軟に適応できそう。
それこそONEのキックルールなら得意の出入りを最大限に発揮することも可能なのではないか。
長身痩躯の選手はどうしても直線的なインファイターにねじ伏せられる(木村ミノル、山崎秀晃)ケースが多いが、リングよりも広いケージであればその点も軽減できる(気がする)。
安保瑠輝也の他流試合にそこそこ期待していた分、「1分3Rルールでシリル・アビディと対戦!!」と聞いた瞬間はなかなかのガッカリ感だった笑
あと、単純にこの人はMMAには向いていない気が……。
ピーター・アーツや城戸康裕などと同じで、キックが得意な長身選手は腰がフワフワしている印象。
もちろんやってみないとわからない上にやると決まったわけでもないのだが。
そういえばK-1離脱組で今も変わらずキックの第一線で勝負してる選手って誰がいます?
パッと思いつくところでは大雅くらいか。
その大雅が案外MMAに向いてそうなんですよね……。
「俺が俺が」なメンタル。そりゃ素人相手に躊躇なくフルスイングしますよw
要するに安保瑠輝也は根本的なメンタルが「俺が俺が」なのかもしれない。
少し前に街の喧嘩自慢(笑)相手にフルスイングをかます動画が出回って批判を浴びていたが、まさにああいうヤツ。
僕も中学時代、クラスの女の子と遊びで野球をやった際(女の子がバッター、僕がピッチャー)に思いっきりスライダーを投げたしね笑
本来は軽く投げて打ってもらうべきところを、フロントドアでガッツリのけぞらせたりww
え?
理由?
そんなもん決まってるじゃないっすか。
「すげえ!!」って言われたいんだよ笑
基礎スペックがまったく違う女の子を圧倒して悦に入る中学生の僕。
素人相手に躊躇なくフルスイングをかますトップファイター。
正直、手段と目的に大きな差はない気がががが。
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