アーノルド・ケガイって選手がいいなと思いました。WBSSバンタム級に出る選手の戦績をながめてたら出てきました
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2018年秋に開幕予定の「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」バンタム級トーナメントの出場選手8名が決定した。
すでに発表されていた6人
・井上尚弥(日本)
・ゾラニ・テテ(南アフリカ)
・ノニト・ドネア(フィリピン)
・エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
・ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)
・ジェイソン・モロニー(オーストラリア)
に加え、
・ライアン・バーネット(英国)
・ミーシャ・アロイヤン(ロシア)
の参戦が新たに発表され、ついに出場選手8名が出揃った。
なおIBF王者エマヌエル・ロドリゲスは、すでに1回戦で指名挑戦者であるジェイソン・モロニーとの対戦が決定している。
「僕のアーノルド・ケガイががが。フルトンのジャブで止められ大差判定負け。ブロック前提の選手がこれをやられるとキツい」
そして、現地時間20日にロシアでそれ以外の全選手を集めた組み合わせ抽選が行われるとのこと。
井上尚弥出場のWBSSバンタム級 出場選手出そろう https://t.co/3U2hXh1NX6 出場8選手は7月21日にクルーザー級の決勝戦が行われるモスクワに集結し抽選会と記者会見に臨む。井上も大橋会長とともにモスクワに乗り込む。 pic.twitter.com/5H5q3LpsCf
— ボクシングビート (@beat_macc) 2018年7月18日
WBSSバンタム級の出場選手が決まったね。間延びせずにテンポよくいってくれれば最高だよね
井上尚弥のWBSSトーナメント参戦により、日本のボクシングファンの盛り上がりがすごい。
1回戦の相手がドネアになるのかパヤノになるのか。
どの選手と当たっても強敵ばかりという状況は問答無用でワクワクしてしまう。
個人的な希望としては、とりあえずテンポよく進んでほしいなと。
開催中のクルーザー級トーナメントは決勝戦の開催地で揉めたというし、S・ミドル級はもはや空気になりつつある。
試合ごとに2、3か月の間隔があくため、少しでもゴタゴタすればすぐに間延びしてしまう。
以前のS・ミドル級のスーパー・シックスのように、2009年に1回戦、決勝は2011年というのは正直ご勘弁である。
もともとは「サウジアラビアで開催!!」とか言ってた↓
「ウシクvsガシエフ予想。WBSSクルーザー級決勝がサウジアラビアで開催。井上尚弥も次回バンタム級で出場するとか」
そういう意味で、やはりK-1の1dayトーナメントはすばらしい。
井上尚弥が「WBSSは天下一武道会みたいなもの」だと言っていたが、天下一武道会に例えるならどう考えてもK-1の方が近い。
どちらがいいか悪いかの話ではなく。
各試合がおもしろいことは間違いないと思うので、あとは「あれ? まだやってたの?」とならないテンポのよさを願うばかりである。
S・バンタム級のアーノルド・ケガイがなかなかいいっす。ジェイソン・モロニーの戦績をながめてる最中に見つけたけど
前置きが長くなったが本題に。
S・バンタム級のアーノルド・ケガイという選手がなかなかいいように思えた。
1回戦でロドリゲスに挑戦するジェイソン・モロニーの戦績を見ている最中に見つけた選手なのだが、結構僕の好みっぽい。
そういえばモロニーって河野公平にKO勝ちしたんだっけ。
てか、普通にやれてるじゃん河野。
「河野はすでに壊れている」的な意見も聞いたが、全然そんなことはない。
マジでSuperfly3に呼ばれたりしないかな?
勝ったモロニーもいい選手だよね。
左リードがよく出るし、右のカウンターが得意なのかな?
ロドリゲスにフィジカル負けしなければワンチャンある? かも?
おや、モロニーの連続KO勝利を止めたジェフリー・フランシスコ。これもなかなかいいですね。
そのフランシスコをKOしたバレリー・トレチャコフをKOしたアーノルド・ケガイって、何それ? どんな選手よ?
流れとしてはこんな感じである。
「岩佐亮佑、ドヘニーとのV2戦。なかなか厳しそうだけどがんがれ。前回のサウロン戦はノーカンでいいから」
凄まじいフィジカルと丸太のような腕でどんどんプレッシャーをかける。問答無用でねじ伏せる剛腕スタイル
そして、アーノルド・ケガイの過去の試合をいくつか漁ったのだが、いや、これはいいですね。
身長、リーチともに168cmとそこまで大柄ではないが、肩回りから背中、腕にかけて筋骨隆々。見るからに凄まじいフィジカルの持ち主である。
どっしりとした足取りで無遠慮にプレッシャーをかけ、近い間合いで丸太のような腕を振りまわす。
中でも左は多彩で、ボディ→フックのコンビネーションやジャブで誘ってからのカウンターなど、精度の高さが際立つ。
単発気味ではあるが、とにかくジャブの的中率が高くパワーがすごい。
ゴロフキンのような力感のない連打とは真逆。
突き離すようなジャブでスペースを作り、もう一歩前に出てフルスイング。力みまくって腕を振り、問答無用でねじ伏せる剛腕スタイルの選手である。
しかも、忘れたころにノーモーションの左がスパッと出たりもする。
何となくだが、亀田和毅がフィジカルがあればこうなるのかな? というイメージ。風貌もちょっと似てるしね。
2017年11月のアーノルド・ケガイvsバレリー・トレチャコフ戦はすごい試合だった。こんな試合がしれっと行われてたんだね
中でも上述のバレリー・トレチャコフとの一戦はすごかった。
2017年11月にエドゥアルド・トロヤノフスキーの前座で行われた試合なのだが、プロスペクト同士のサバイバルマッチに度肝を抜かれてしまった。
強靭な足腰とコンビネーションで前に出るアーノルド・ケガイと、ボディワークで芯を外しながら多彩なボディ、フックで対抗するトレチャコフ。
お互い得意な距離がガッチリ噛み合い、精度の高いジャブの差し合いが続く一進一退の展開。
中盤以降、アーノルド・ケガイが打ち下ろし気味の右とカウンターの左で徐々にペースを掴む。両者のフィジカル差が表面化し、トレチャコフが後退するシーンが目立ち始める。
そして、9Rにケガイの左フックがヒット。トレチャコフが盛大なグラつきを見せる。
そのラウンドは何とかしのいだものの、ラスト10Rには打ち合いから再びケガイの左がカウンターでヒット。グラついたトレチャコフが背中を向けて後退したところに追撃を浴びせ、見事にKO勝利を飾る。
いや、もうヤバいww
全然知らなかったけど、こんなすごい試合があったのか。
マジな話、現時点でもフランプトンやドネアくらいなら吹き飛ばせそうに見えるのだが。
「ドネアvsフランプトンやっとオワタ(^▽^)/ 退屈過ぎて観てるのがしんどかった試合。いろいろキツい」
一応、IBFのS・バンタム級で15位に入ってるのか。
ふだんはロシアが主戦場で、初めてアメリカのリングに上がったのが前戦。
なかなか浮上のチャンスは回ってこなそうだが、何とかがんばってもらいたい。
ボクシング界随一の脳筋才能マン、ザブ・ジュダーさんと。
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