侍ジャパンの準々決勝、ドミニカ共和国、ベネズエラどっちも強い。普通に日本敗退もありそう。大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚に依存してのロースコア勝負?【WBC2026.3.11感想/展望】
開催中のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、侍ジャパンは3月10日のチェコ戦に9-0で勝利しプールCを全勝でクリアしている。
場所を米・フロリダに移して行われる準々決勝は日本時間15日。
同じく日本時間12日のドミニカ共和国vsベネズエラ戦で敗れたチームとの対戦になる。
というわけで今回はドミニカとベネズエラのここまでの試合を観た感想を。
日本戦での先発が予想されるクリストファー・サンチェス(ドミニカ)、レンジャー・スアレス(ベネズエラ)両投手の印象を含めてあれこれ言っていく。
もちろん僕の勝手な意見なのでその通りにならなくても知ったことではない。
と、盛大に予防線を張っておく笑
侍ジャパン1次ラウンド首位通過!! 大谷翔平がチャイニーズタイペイを粉砕、山場の韓国戦で菊池雄星が打たれる、オーストラリアの弱者の兵法、さすがの菅野智之
ベネズエラの先発レンジャー・スアレスは厄介ですね。辛うじて期待できそうなのは…
まずはベネズエラがきた場合。
先発予定のレンジャー・スアレスはやや低い位置から腕が出てくるサウスポー。
左打者の外に逃げるスライダーと右打者の外に落とすチェンジアップが持ち味で、それ以外にも150kmオーバーのまっすぐやシンカー、カッター系を兼ね備える。左打者にとってはめちゃくちゃ厄介なタイプである。
と同時に大谷翔平もこのピッチャーが苦手だと言われている。
このスアレスに近いタイプはNPBで言えば宮城大弥だろうか。
宮城の方がまっすぐで押すイメージだが、腕が低い位置から出る&スライダーとチェンジアップによるコーナーワークという部分は共通している。
侍ジャパンで対抗できそうなのは……。
吉田正尚◎
岡本和真△
牧秀悟△
源田壮亮○
近藤健介△
あたりか。
スイング的に近藤健介は合いそうだが、1次ラウンドの状態を考えると……。
侍ジャパンの現時点での印象。大谷翔平、鈴木誠也、村上宗隆、山本由伸はまだまだ、菊池雄星はヤバい、吉田正尚、菅野智之はいい。国内組の方が明らかに仕上がりが早いよね
リリーバーは初見では難しいピッチャーばかり。調子の悪いピッチャーから確実に点を取りたい
リリーバーに関しては、どのピッチャーもハイレベルで初見で攻略するのは難しい(と思う)。
150km半ばのまっすぐ+横に鋭く曲がりながら落ちる系のピッチャーがズラッと並ぶ。
レベルもチェコやオーストラリアと比べて3段階ほど上がる、韓国のように突然独立リーガーみたいなのが出てくることもない、チャイニーズタイペイのような右偏重でもない。
大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚以外は空気と化すのではないか。
恐らく細かい継投でくると思うので、日本としては調子の悪いピッチャーが出てきたときに確実に点を取りたい。
大谷、鈴木、吉田の前にいかにランナーを溜めるかが重要になりそう(当たり前だけど)。
あの強力打線に対抗するにはひたすら縦変化でしのぎまくるのがいい?
打線もはっきり言って強力である。
どの打者もスイングが強く150kmオーバーのまっすぐをポンポン打ち返してくる。
横の変化が得意なリリーバーが揃っていると申し上げたが、打者側もそれに最適化されている印象。
バットを長く使う打者が多く横の変化にしっかりついてくる。少しでも球威が落ちるとあっという間に芯で捉えてくる。
なので、日本としてはひたすら縦の変化(フォーク、スプリット)と高めまっすぐでしのぎまくるのがよさそう。
先発の山本由伸以外では宮城大弥、種市篤暉、藤平尚真がそれなりにやれるのではないか。
僕は大反対だが、菊池雄星を投げさせるなら「頼むから1回だけ抑えてください」という感じ。
なお三遊間に強い打球が多く飛ぶことが想定されるので岡本和真の守備はめちゃくちゃ心強い。
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ドミニカ共和国はやばいね。打線はベネズエラの上位互換
続いてドミニカ共和国がきた場合。
このチームははっきり言ってヤバい。
数試合観ただけでも優勝候補と言われる理由がよくわかる。
特に打線の破壊力は尋常じゃない。
少しでも球威が落ちればあっさりスタンドインするし、基本的にノリと勢いの人たちなので流れを掴めばあっという間にビッグイニングを作りやがる。
1人1人の能力はもちろん、あの野性味とお祭りパワーは日本が苦手とするスタイルだと思われる(ラグビーでも日本は中南米系のアンタッチャブルなプレーに弱い)。
ただ、あくまで“球威が落ちれば”打ち込まれるという話。
強いボールと縦変化をしっかり使えればそうそう打たれることはない(はず)。
継投はvsベネズエラと同じになると思うが、ドミニカ打線には藤平尚真よりも高橋宏斗の方が通用しそうな気もする。
まあでも、やっぱり菊池雄星なんでしょ?笑
チャイニーズタイペイ、韓国、オーストラリア、チェコ。WBC1次ラウンドプールC各国の印象。侍ジャパンは韓国戦が山場かな? チャイニーズタイペイ戦はサウスポーが重要
先発予想のクリストファー・サンチェスは打てる気がしない。絶不調の日に当たることを祈ろうぜ笑
先発が予想されるクリストファー・サンチェスは……。
正直、打てる気がしない。
レンジャー・スアレス同様、左右のコーナーワークが持ち味のピッチャーだが、全体的にスアレスよりもキレがある(ように見える)。
“大谷キラー”と呼ばれるだけはあるなという印象。
マジな話、あれだけの長身&クロスステップで投げ込んでくるサウスポーはNPBには見当たらない。
たとえば山川穂高や杉本裕太郎、李大浩のようにバットを柔らかく使える右打者が合いそうだが、今のジャパンにそれ系は見当たらない。
辛うじて何とかなりそうなのが吉田正尚、岡本和真、牧秀悟の3人だが、本番ではまったくダメという結末も全然ある。
ニカラグア戦のコンディションならチャンスはあると思うので、絶不調の日に当たることを祈りましょう(最低だな笑)。
なおリリーバーもベネズエラ同様、初見では打てそうにないパワー系ばかり。
しかもたま~にコンディションが悪いピッチャーが出てくるベネズエラと違ってドミニカは全員仕上がっている(ように見える)。
こちらも大谷、鈴木、吉田以外は空気になることが予想される。
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日本はとにかくロースコア勝負に持ち込みたい。大谷、鈴木、吉田の前にランナーを溜めて…
表題の通りだが、ベネズエラ、ドミニカどちらがきても日本はロースコアの接戦で勝ち切るのが吉ではないか。
先発のサウスポーにはなるべく球数を投げさせて早めにマウンドから消えてもらう。
で、それ以降は調子の悪いピッチャーが出てきた際に確実に点を取る。
どちらにしろ大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚に依存せざるを得ないので、彼らの前にランナーを溜めることが重要になる。
投手陣はとにかくパワフルなまっすぐと縦変化が得意なピッチャーを調子のいい順&タイプが被らないように出していく(でも菊池雄星なんでしょ?笑)。
そして、実は守備はめちゃくちゃ大事。
1次ラウンドでは守備で勝負が決まるケースが目についた。
プールCで言えばチェコ、オーストラリアは最低基準に達していない。
ベネズエラに負けたオランダ、ドミニカに粉砕されたニカラグアも守備の乱れから失点している。
再三指摘されている村上宗隆、牧秀悟の一、二塁間が大事な局面でやらかさないことを願う。
日本が準々決勝で敗退するパターンも普通にあると思っているが、守備の乱れで負けるのは本当に悔いが残るので。
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