電車で隣の人に寄りかからないように居眠りするたった一つの方法【通勤】

電車で隣の人に寄りかからないように居眠りするたった一つの方法【通勤】

通勤電車で隣の人にもたれないように居眠りする方法をお教えします!!

隣の人の肩にもたれて居眠りしてしまった。多くの人が経験されているのではないでしょうか。
逆に、隣の人が盛大に肩にもたれかかってきて対処に困る。そんな経験をされている方も多いと思います。

ちなみに僕は両方経験があります。数えきれないほどあります。居眠りしている最中にどつかれたこともありますし、豪快に後ろの窓に頭をぶつけて大恥をかいたこともあります。

運よく端の席に座れればいいですが、なかなかそうもいかないものです。最寄り駅まで30分以上電車に揺られるような場所に住んでいる方であれば、どうしても居眠りの一つでもしてしまうでしょう。特に帰りの電車であれば疲れも溜まっています。心地よい揺れにいつの間にかウトウトしてしまい、気づけば他人の肩の上で目覚めることも大いにあり得ます。

そんな状況を未然に防ぐ「隣の人にもたれないで居眠りする方法」があれば知りたいと思いませんか?

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少し調べてみましたが、これといったものは見当たりませんでした。逆に「隣の人がもたれてきた時の対処法」なるものは山ほど見つかりました。これらを鑑みるに、多くの人が他人にもたれて居眠りしてしまう状況に少なからず悩んでいることは間違いなさそうです。

そこで今回は「電車で隣の人に寄りかからないように居眠りするたった一つの方法」と題しまして、僕が長年研究に研究を重ねた成果を発表していきます。数々のトライ・アンド・エラーの末に編み出した「隣の人にもたれかからずに居眠りするコツ」をみなさんに伝授したいと思います。

疲れた現代人のみなさん、多くの戦うサラリーマンの方。必見です!!

座り方(姿勢編)

まず座り方ですが、

・背もたれと背中を密着させる
・ただし、臀部と背もたれの間に拳1つ分のスペースを確保する
・足は引っこめ過ぎず出し過ぎず。膝が直角になるように

以上を心掛けて座ってください。
背筋を伸ばして、膝は直角。よく言われる「いい姿勢」というヤツを実践しましょう。ただし、あまり深く座り過ぎると安定性を欠きます。臀部と背もたれの間に拳1個つ分程度のスペースを確保するように座ってください。

座り方編1

座り方(意識すること編)

次は、座る際に意識することです。

身体が傾くというのは、大きく分けて2つのパターンに分けられます。
1つは「加速時の揺れで進行方向と逆に傾く」パターン。もう1つが「停止などの減速時に進行方向へ傾く」パターンです。いずれも身に覚えがあるかと思います。
これらを防ぐためには、しっかりとした体幹を意識することが重要になります。

・足は肩幅に開く
・手の位置は特に決まりはないが、リラックスして自然な形に。腕組みはしない
・電車の進行方向側に見えない壁を意識する
・身体に一本芯が通っているイメージを持つ

進行方向側に見えない壁の存在を意識してください。その壁にぶつかるイメージを強く持ってください。壁に遮られて自分の身体がそれ以上傾かないイメージです。
同時に、頭のてっぺんから身体の中心を通る一本の芯をイメージしてください。針金でも何でもいいです。一本の芯が身体の中心を貫通しているために傾かない。その意識を強く持つことが重要です。

座り方。見えない壁をイメージする

さらに、足の置き方も工夫します。

・進行方向と逆側の足をやや内側へ

進行方向と逆側の足がやや内側に入るように意識してください。
具体的には、膝の内側に少し力を入れて気持ち内側に傾けるようにします。こうすることによって、加速時の揺れに対して逆側の足がつっかえ棒の役目を果たしてくれます。

膝の位置は気持ち内側に

顔の位置編

最後に顔の位置ですが、

・顎を若干上げる

ことを意識しましょう。
顎のラインが床と平行になるようなイメージで、顎を若干上げてください。
ただし、上げ過ぎに注意です。上げ過ぎるとカーブなどの横揺れで後ろに「ガクッ」といきます。気持ち顎を上げた状態で、なおかつ左右に傾かないようにまっすぐ肩に乗せるイメージで安定させるのがコツです。微妙なさじ加減が必要ですが、ぜひともトライしてみてください。

顎を床と平行に

よくない居眠りの姿勢

次にやってしまいがちだけどダメな姿勢をご紹介します。反面教師として参考にしてください。

・腕を組む
・頭を下げる
・背中を丸める

これは非常に楽な姿勢なのでついついやってしまいがちですが、非常に不安定な姿勢になります。そして、確実に隣の人にもたれかかる結果が待っています。やりたいのは大いに理解できますが、グッと堪えてください。背中を伸ばし、腕は組まずに頭を上げる。上述したような姿勢を強く意識しましょう。

よくない居眠りの姿勢

眠るのを一駅我慢する

目を閉じたままの状態で、眠るのを一駅分だけ我慢してください。

申し上げてきたように、隣の人にもたれかからずに居眠りするのに重要なのは最初の姿勢です。そして、正しい姿勢が取れているかを確認することです。
そのために、必ず最初の一駅分を使って予行演習をしてください。

まず、座席に座った際に上述の姿勢を意識してポジションを決めます。そして目を閉じます。
ですが、まだ眠らないでください。すぐに睡魔に襲われると思いますが、どうにか一駅分耐えてください。そのままの状態で一駅分、揺れに対するシミュレーションをしてください。

どのタイミングで、どの程度の揺れがくるのか。
発車時の揺れ、停車時の揺れ。加速時、減速時の圧。
一駅分を使って、各々のパターンを身体に覚え込ませるのです。最初の一駅で、姿勢の微調整をするのです。

見えない壁は意識できているか。
身体に一本芯は通っているか。
膝の内側にはどれくらい力を入れればいいのか。
顎の位置は大丈夫か。

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たっぷり一駅分を使って、自分の姿勢の微調整、最終確認をしてください。その日のベストポジションを見つけてください。

姿勢をしっかり身体に染み込ませれば躊躇はいりません。迷いなく眠りの世界へ埋没しましょう。
あなたは間違いなく、眠りについた姿勢のままで目覚めることができます。隣の人に迷惑をかけず、恥ずかしい思いもせずに安心して身体を休めることができます。

まとめ






ここまで「隣の人に寄りかからないように居眠りする方法」をご紹介してきました。
もう一度申し上げますが、大事なのは眠りにつくまでの姿勢と意識です。もしかしたら最初はうまくいかずに失敗して、隣の人にもたれてしまう結果になるかもしれません。

ですが、これは鍛錬と意識の持ち方で必ずうまくいくようになります。ぜひとも騙されたと思って試してみてください。

みなさんのお仕事ライフに幸あれ。

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