潮崎豪vs中嶋勝彦、拳王vsジェイク・リー。とんでもないもんを観ました。プロレスリング・ノアN-1 VICTORY 2023現地観戦感想【2023.8.27カルッツかわさき】
2023年8月27日に神奈川県・カルッツ川崎で行われたプロレスリング・ノア「ABEMA presents N-1 VICTORY 2023」を現地観戦してきました。
この日は開催中のN-1 VICTORY 2023のリーグ戦最終日。A、B両ブロックの代表各1名を決める試合を含む全11試合が行われています。
「2023年08月27日 (日) ABEMA presents N-1 VICTORY 2023 試合結果」
結果はジェイク・リーを下した拳王がAブロック代表に。
Bブロックではイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.に勝利した矢学と中嶋勝彦に勝利した潮崎豪が決定戦で激突、22分33秒の激闘の末に潮崎豪がフォール勝ちを収めています。
これで9月3日のエディオンアリーナ大阪大会では拳王と潮崎豪がN-1優勝をかけて激突することが決まりました。
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📢9.3大阪【全対戦カード】決定🔥🔥🔥
\「ABEMA presents N-1 VICTORY 2023」
📅9月3日(日) 16:00開始/14:30開場
🏢エディオンアリーナ大阪第1競技場🏆メインイベント・N-1 VICTORY 2023優勝決定戦
拳王 (Aブロック1位)
vs
潮崎豪(Bブロック1位)#noah_ghc #n12023 pic.twitter.com/t5sVOuEEil— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) August 27, 2023
僕はカルッツ川崎を訪れたのは今回が初めてだったのですが、割ときれいで驚いたことを報告させていただきます。
失礼ながら名前の響きから勝手に古い体育館を思い浮かべており、到着した瞬間「え? ここ?」「めちゃくちゃカッコいいじゃん」と。だいぶ意表を突かれた次第です(写真を撮り忘れた)。
てか、よく見たら2017年竣工とありますね。
まあまあ新しい施設だったのか。
というわけで、今回は現地観戦した「ABEMA presents N-1 VICTORY 2023」の感想を言っていくことにします。
中嶋勝彦GLEAT参戦。伊藤貴則に勝利しLIDET UWF世界王座獲得。中嶋勝彦再始動と聞いて初のGLEAT現地観戦を決めた
お目当ては潮崎豪vs中嶋勝彦戦、ジェイク・リーvs拳王戦。4人ともお気に入りの選手
まずこの日のお目当てはセミファイナルの潮崎豪vs中嶋勝彦戦とメインのジェイク・リーvs拳王戦。
4人とも僕のお気に入りのレスラーで、なおかつ決勝進出をかけた大事な試合とのこと。特に注目していたのは中嶋勝彦とジェイク・リーでございます。
一応言っておくと、上記2試合以外も文句なしですごかったです。
第1試合の6人タッグから大盛り上がり、メイン後の塩崎vs征矢戦までまったく目が離せない試合が続きました。
以前、拳王が自身のYouTubeチャンネルで
「全日本プロレスは激しさが足りない」
「逆にNOAHはガッチガチすぎて息が詰まる」
「一番バランスがいいのが新日本プロレス」
と指摘していましたが、マジでそれ。
拳王の配信がすげえ。拳王、征矢学vs宮原健斗、青柳優馬戦に向けたプロモーションとして完璧じゃないっすか? プロレス沼にハマりかけてる僕が通りますよw
NOAHは確かに見どころ満載ですが、箸休め的な試合がないのでめちゃくちゃ疲れる笑
おかげで帰り道での肩こりが尋常じゃない笑
逆に全日は安心感と安定感に加えて適度なコメディ要素もあって純粋に楽しい。
どれがいいか悪いかではなく、本当に好みの問題だと思います。
○潮崎豪vs中嶋勝彦×(14分53秒 豪腕ラリアット → エビ固め)
では試合の感想を。
最初はセミファイナルの潮崎豪vs中嶋勝彦戦について。
この試合で勝利した潮崎豪が決定戦で征矢学を下して決勝進出を決めたわけですが、いや、マジでヤバかったです。
普段はAXIZとしてタッグを組む両雄の激突。ずーっと楽しみにしていた甲斐がありました笑
何というか、やっぱり中嶋勝彦はカッコいい。
醸し出す空気感、佇まいだけで飯3杯はいけるw
本人もそれを自覚しているのだと思いますが、開始のゴングからしばらくにらみ合う時間がマジでたまりません笑
そして定番のコレ。
相手をコーナーに磔にして対角線上に走り込んでドカン。
アングルを変えながらのミドルキックの嵐。
塩崎は塩崎で、攻撃を受けきってからの反撃タイムが……。
コーナーでの逆水平の連打。
勝彦のキックにチョップで対抗します。
うおりゃああああぁぁぁ……。
勝彦は勝てば決勝進出決定、塩崎が勝てばこちらも決勝進出の可能性が残る。チームメイト同士の激突による緊張感に加えてリーグ戦最終盤の張り詰めた空気が場内に充満しておりました。
約15分、ピりつきっぱなしの激闘。両者ボロボロになりながら1馬身差で塩崎が勝利しております。
もうアレだ。
終了直後の疲労感がシャレにならないレベル。
「人生でこんなため息出るか?」というくらいの長~いため息が出ました笑
いや~、行ってよかった。
ホントに行ってよかった。
最低だった丸藤正道vs飯伏幸太。最高だった拳王vs征矢学。最初からおかしかった飯伏。カミゴェのトロさに哀しくなった。NOAH “THE NEW YEAR” 2024現地観戦感想
○拳王vsジェイク・リー×(22分38秒 炎輪 → 片エビ固め)
続いてメインイベント、拳王vsジェイク・リー戦でございます。
試合前までの戦績はジェイク・リーが4勝2分で勝ち点10、対する拳王は4勝2敗で勝ち点8。
拳王が勝てば勝ち点10で並びますが、直接対決で勝利した方が決勝に進出できる。まさしく“勝つか負けるか”の一戦となりました。
そして結果は拳王が勝利。
後半から逆転に次ぐ逆転、拳王が必殺の炎輪からのフォールでジェイク・リーに3カウントを聞かせます。
当然ですが会場は凄まじい盛り上がりです。僕も騒ぎすぎて喉がガラガラになりました笑
マジな話、これはちょっと意外でしたね。
ジェイク・リーはここまで無敗&僕もこの選手が負けるところを観たことがない。逆に拳王の負けは何度も目撃している。
諸々を加味すると今回も普通にジェイク・リーが勝つだろうと思っていたら……。
おいおい、拳王勝ったよ笑
あのジェイク・リーに?
拳王が?
ちょっと出来すぎちゃいますかね。
劇的にもほどがあるだろと。
シナリオどうこう野暮なことをを言うつもりはありませんが、それにしても……。
まあ、これだけ盛り上がればどうでもいいんですけどね笑
かねてから「N-1で優勝する」「俺がノアをプロレス界の頂点に引き上げる」と言い続けてきた拳王。
まさに有言実行第一歩目の勝利。文句なしでカッコよかったです。
拳王、征矢学vs宮原健斗、青柳優馬戦感想。拳王の配信を観て急遽現地観戦を決めた。タマスィが震える名試合。全日もノアもみんなすげえよ笑
一進一退の激闘の末に拳王勝利。叫びすぎて喉痛いww
定番の「失恋モッシュ」で拳王が入場。
相変わらずのナルシストっぷりを発揮するジェイク・リー。
いや、マジで仲悪いわコイツら。
先日タッグを組んだ際もずーっと喧嘩してましたからね。
タッチが逆水平だったのはめちゃくちゃ笑ったしww
根本的にウマが合わないんでしょうね。
プロレスリング・ノア「SUNNY VOYAGE 2023」in 新宿FACE現地観戦感想。HAYATAと青柳亮生の空中戦に期待したけど、天井が低くて笑
中盤以降は一進一退の攻防が続きます。
普段どんな技を食らってもケロッとしているジェイク・リーですが、倒しても倒しても復活する拳王の粘りに徐々に余裕を失っていきます。
そしてコーナーに上った拳王が
ズドーン!!
最後は片エビ固めで3カウント!!
うあああああああぁぁぁぁ!!!!!
拳王勝ったああああぁぁぁ!!!!
セミファイナルの塩崎豪vs中嶋勝彦戦は緊張感で息が詰まりましたが、メインは叫びすぎて喉がしんどい笑
繰り返しになりますが、NOAHのイベントには箸休めの試合がいっさいありません。N-1のクライマックスともなればそれがさらに顕著に感じられます。
僕がプロレスの現地観戦をオススメする6つの理由。騒ぎ過ぎて喉ガラガラだわ。嫌いな後楽園ホールが好きになりそうになるw
行ってよかった。とんでもなかった。カルッツかわさきは割と観やすい会場だったよ
メイン後に行われた決定戦で塩崎が勝利し、拳王vs塩崎戦が決定。
リングインした拳王と塩崎が火花を散らします。
塩崎は連戦お疲れ。
征矢学もナイスファイト。
冗談抜きで泣きそうでしたw(試合の感想は機会があれば)
で、ラストは塩崎豪がマイクで締めます。
微妙に滑舌が悪くて聞き取れなかったことは内緒です笑
最後にもう一度申し上げます。
行ってよかったっす。
改めてとんでもないイベントでした。
中嶋勝彦とジェイク・リーの敗戦は残念でしたが、満足度は100点満点でございます。
ちなみにカルッツかわさきは割と観やすい会場でした。
あえて一番安いスタンド席を購入しましたが、距離も適度に近くて全体が見渡せてGood。
ひょっとしてアリーナ席よりもいいんじゃねえか? と思ったり。
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