GLEATはイベントが長すぎる。ド平日の22:00終了はキツいって。ベストバウトの石川修司vs愛鷹力、GLEAT所属発表の石田凱士、田村ハヤトの防衛成功【2024.8.21現地観戦感想】

GLEATはイベントが長すぎる。ド平日の22:00終了はキツいって。ベストバウトの石川修司vs愛鷹力、GLEAT所属発表の石田凱士、田村ハヤトの防衛成功【2024.8.21現地観戦感想】

2024年8月21日に東京・後楽園ホールで開催された「GLEAT PREMIUM HOUSE SHOW」を現地観戦したのは下記の通り。
 
中嶋勝彦vs伊藤貴則、エル・リンダマン、飯塚優。おもしろかったけどそろそろ勝彦のプロレスもほしいぞ
 
中嶋勝彦のGLEAT参戦2戦目を観るために足を運びました。
 
 
で、今回はそれ以外について。
印象に残った試合&興行全体の感想を適当に言っていきます。
 
具体的には
・第7試合:石川修司vs愛鷹力
・第9試合:石田凱士&井土徹也vs田中稔&クリス・リッジウェイ
・第10試合:田村ハヤトvs河上”ファイヤー”隆一
の3試合です。
 

○石川修司vs愛鷹力×(10分58秒、片エビ固め)

プロレスラーに転向した元K-1選手の愛鷹亮(リングネーム愛鷹力)と石川修司の一戦。


 
石川修司はフリーの選手で僕も別会場で観たことがあります。
めちゃくちゃデカい身体にヌルっとした(老獪な)ファイトが印象に残っています。
 
対する愛鷹力は元K-1ファイターで2023年12月にプロレスに転向、今回が初のシングルマッチとのこと。


試合ははっきり言ってすごかったです
 
開始直後から愛鷹が得意の打撃で石川の下半身を攻めると、


 
すぐさま石川が場外乱闘に持ち込みます。

 
相変わらずすげえ背中してやがる笑

 
再びリングに戻り、バッチバチのぶつかり合いが展開されます。


 
ラリアットの相打ち。

 
愛鷹のエルボーが顎に入っててヤバいのよ笑

 
最後はジャーマンの連発→フォールで石川が3カウントを奪いましたが、愛鷹のがんばりも文句なしにとんでもない。
誇張抜きでこの日のベストバウトだったのではないでしょうか。
 
 
愛鷹はアレですね。
スペースがある位置での打撃や「せーの」でぶつかり合う肉弾戦には長けていますが、組んだときのバリエーションが足りていない気がしました。
 
逆に石川修司は反則攻撃も含めて組み合った局面でのムーブが多彩。
プロレス的な動きの差が勝敗に直結した印象です。
 
 
またこれは個人的な意見ですが、格闘技から転向した選手(佐々木憂流迦、愛鷹力)は下を向く傾向があるような……。
 
常に前を向いている石川に対して愛鷹は顎を引いて戦うせいで表情が見えにくい。
先日の佐々木憂流迦にも感じたことで、いわゆるシャッターチャンスの瞬間が少ない気がします笑
 
清宮海斗vs大岩陵平凄まじいもん観た。佐々木憂流迦vsワグナーJr.の空中戦もよかったし、最高の1日でした
 

○石田凱士&井土徹也vs田中稔&クリス・リッジウェイ×(18分27秒、変形アンクルホールド)

第2試合の挑戦者決定戦を勝ち抜いた田中稔&クリス・リッジウェイ組が王者石田凱士&井土徹也に挑戦した一戦。
 
田中稔のようなベテランが1日2戦をこなすあたりに層の薄さを感じたことを報告します。
と言っても新日本プロレスやNOAH以外はどこも似たような感じかもしれませんが。
 
 
そして、これまたおもしろい試合でした。
特に石田凱士と田中稔の意地の張り合いは見応え十分。


 
田中稔&クリス・リッジウェイ組は2試合目とは思えないほどの動きのよさで王者組を追い詰めます。
 
ですが、王者組はピンチの局面でもどことなく余裕がありました。
前回のカズ・ハヤシ&CIMA組に勝った際も思いましたが、今後もこのコンビの政権が続く感じがします。
 
感動的なカズ・ハヤシの引退試合&順調に回復中の飯伏幸太。あの笑顔でリングを去れるのは幸せなことなんだろうな
 
石田凱士の試合後のマイク。

今後は正式にGLEAT所属になるとのこと。
 
へ~、そうなんですね。
てか、もともとDRAGON GATEにいたのか。
 
DRAGON GATEとGLEATには因縁があるという話も聞いたし、もしかしたら裏でゴタゴタしたのかもしれませんね。
 

○田村ハヤトvs河上”ファイヤー”隆一×(15分33秒、エビ固め)

メインイベントではG-REX王者田村ハヤトが河上”ファイヤー”隆一の挑戦を受けました。

 
この試合は前回(Ver.12)の田村ハヤトvs飯野雄貴戦同様、巨漢同士のゴツゴツした肉弾戦となりました。
 
リング中央でのエルボー合戦から


 
場外乱闘に移行。

 
リングに戻ってからもエルボーの打ち合い、キックやジャーマン等、小細工なしの真っ向勝負が続きます。


 
最後は田村ハヤトがエビ固めで勝利しましたが、やっぱり“デカい”っていいですよね
飛んだり跳ねたりも好きだしグランドでの攻防も見応えがある。
 
ただ、それ以上に巨漢2人による力比べが最高におもしろい。
大は小を兼ねるではないですが、デカさ=大正義、説得力が段違いです。
 
鈴木みのる「やっぱりノアはクソ弱えな!」。拳王「この空間をノアの日常にしてやる」。プロレスはすごい。プロレスラーは最高にカッコいい
 

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イベントが長いよね。ド平日の22:00終了はさすがにキツい

今回で2度目の現地観戦となったGLEAT。
 
この日は18:30開始で終了が22:00近く。
正直、平日にこれはちょっと長すぎです。
 
前回の「GLEAT Ver.12」も終了が22:00近くとかなりの長丁場でしたが、
・カズ・ハヤシ引退興行
・飯伏幸太復帰エキシ
・G-REXタイトルマッチ
・中嶋勝彦初参戦
あれこれ詰め込みまくったので仕方がないと納得していた次第です。
 
中嶋勝彦GLEAT参戦。伊藤貴則に勝利しLIDET UWF世界王座獲得。中嶋勝彦再始動と聞いて初のGLEAT現地観戦を決めた
 
それを踏まえると今回はそこまでにはならないだろうと。
21:00前後には終わるのでは? と勝手に予想していたことをお伝えします。
 
長えよw
 
いや、全然長えじゃん。
前回の(盛りだくさんな)興行とちっとも変わらねえじゃん。
 
 
マジな話、もう少し全体をコンパクトにしていただくとありがたい。
年末年始の大イベントならともかくド平日の後楽園ホール興行でここまでの長丁場はキツい。
 
休憩などはいらないので進行のテンポを上げていただければ……。
 
GLEAT所属を発表した石田凱士が空席だらけの状況を嘆いていましたが、割とリアルに終了時間の遅さも影響しているのではないでしょうか。
 
「GLEAT=長い」
「平日でもお構いなしに長丁場を強いられる」
ことがファンの間にも浸透しているのかもしれません。
 
実際、メイン前に席を立つ人もいましたからね。
 
 
試合後の寸劇がいちいち長くて間延びするのよ笑


そういうのはいいからさっさと次にいけやとw
 
 
今後も中島勝彦や愛鷹力の試合を現地観戦したいと思っていますが、毎回これだけ長いと……。

特に今回は(台風の影響で)北海道旅行が3日も長引いたせいで中1日でのプロレス観戦となっています。
 
北海道旅行2024。台風の影響で稚内にまさかの4泊。金もねえ、やることもねえ。時間だけはある。人の親切心に感謝が止まらない
 
その状況での長丁場によって完全に調子を崩したことをお伝えします(それはお前の事情だろ笑)。
 
 
各試合はおもしろい、出場選手も個性があっていいんですけどね。
唯一イベントの長さだけが……。
 

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